SpotBugs Gradle プラグインの使い方

この章では,Gradle のビルドスクリプトに SpotBugs を統合する方法について説明します。

SpotBugs Gradle プラグインを使う

Gradle プラグインの公式ページ の指示に従ってください。

Gradle プラグインによって導入されたタスク

Gradle プラグインには,spotbugsMainspotbugsTest という2つのタスクが導入されています。

spotbugsMain タスクは,製品 Java ソースファイル用の SpotBugs を実行します。このタスクは classes タスクに依存します。spotbugsTest タスクは,テスト Java ソースファイル用の SpotBugs を実行します。このタスクは testClasses タスクに依存します。

SpotBugs Gradle プラグインは,check タスクからこれらのタスクにタスク依存関係を追加するので,単に ./gradlew check を実行すれば SpotBugs を実行できます。

Gradle プラグインの設定

現バージョンの SpotBugs Gradle プラグインは同じ方法で設定します。FindBugsExtension のドキュメントを参照してください。

たとえば,SpotBugs のバージョンを指定したいときは,次のように設定します。

spotbugs {
  toolVersion = '3.1.0-RC5'
}